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真黒次元

Twitter民マグモ(@magrocosmos)のコトダマ倉庫。https://twitter.com/magrocosmos

映画みてきた【映画コナン から紅の恋文】はスピンオフ0話にしてほしい

ドーモ、真黒コスモスです。ひっさびさのブログ更新です。

映画の感想を書くのも久々です。

【劇場版 名探偵コナン から紅の恋文(ラブレター)】を見てきました。

レイトショーだったのにもかかわらず満席。やっぱコナンは人気ですね。

当然ネタバレありです。ご了承を。

 

名探偵コナン から紅の恋歌 (小学館ジュニア文庫)
 

 

 

 

 よかったところ

 ・平次がカッコいい

 ・紅葉ちゃんが豊満

 ・和葉がカワイイ

 ・平次と和葉のスピンオフ可能性が高まる

 ・大滝ハンの若本みが強い

 

 よくなかったところ

 ・全体的に薄いというか、尺不足感が強い

 ・「いつものコナン」って感じが強い

 ・要は物足りない

 

 よかったところ

 

 ①平次がカッコいい

 冒頭のコナン救出シーンや「待っとったで、工藤・・・!!」、「手ェ離すなよ和葉ァ・・・!」など、平次のカッコいいシーンはやはり多いです。カッコいいシーンだけでなく、オチがつけられるのが新一との違いですね。

 

 ②和葉がカワイイ

 役割上「お姉さん」味の強いラン・ネー・チャンに比べて、初々しくラブコメしてる和葉ですが、今回は登場シーンも多いためか萌え輝いています。宮村さんの甘いボイスがたくさん聞けるのがいいですね。これは「死んでも守ったる」とか言いたくもなりますわ。

 

 ③紅葉ちゃんが豊満

 横目からわかるほどかなりバストが強調されてる感が強かったゲストキャラの紅葉ちゃん。車でお迎えされるほどのお嬢様なのにICOCA持ってたりネイルサロン行ったりする部分で垣間見える「フツーの女子味」の親しみやすさ。可能性にあふれるキャラだなぁと感じました。

 

 よくなかったところ

「全体的に尺不足というか薄く、いつものコナンという感じで物足りない」

 

 アクションシーンは冒頭がほぼ頂点、後半は(これまでと比べると)そこまで無茶してません。ではラブコメの方はどうかというとこれも「尺足らず」な印象です。「もっと踏み込めよ!!」「ラブコメするならもっと紅葉と平次の絡み増やしてくれよ!!」「そもそも紅葉をもっと出してくれよ!!!」という印象が強いです。結果的に「紅葉ちゃんは豊満」くらいの印象しか残りません。

 

 特に紅葉ちゃん、出番が薄い。原作に出たときはコナンたちに先んじて事件を解いてるような描写もあるキレものの印象だったのに、事件の本筋に関わってくることがなかったのが残念でした。「先生が容疑者なわけありません。この事件、ウチが解決します」くらいのことをやってもよかった気もします。カルタで身につけた集中力とかを発揮してアクションするシーンとかもほしかった。執事の伊織さんもせっかくCV小野大輔なのにスタープラチナを出す暇も銀食器を使って無想するシーンもなかった。「宮川大輔を長々出すくらいだったら小野大輔出してくれや!!」という気持ちが沸いてきます。

 

 

 競技カルタをデカデカと出すのかと思いきやこちらもダイジェストにしたり(ダイジェスト映像の使い回しとかいうのも見えた)、その程度しか出さへんのかい!!という印象です。

 

 全体的に「尺不足」の印象が否めないというか、薄味なんですよね。入れなきゃいけないことを全部入れようとした結果、全部が薄くなってしまった。とにかく「義務感でシーン入れました」って感じを強く受けます。

 

 昨年の映画「純黒の悪夢」は「名探偵コナン」の根幹の一つ「謎解き要素」を完全に排除して「劇場版コナンシリーズ」が定評を高めてきた「ド派手な破壊」「やりたい放題の阿笠アイテム」「アイテムに負けないくらい無茶やらかすアクション」を煎じ詰めた挑戦作だったと感じました。この路線は個人的に大当たりだったと感じています。

 

 なぜならコナンの謎解き要素は「映画において不要」だから!!

 

 コナンも「推理モノ」ですから、「謎を解く楽しさ」というのは一種の楽しさとしてあります。しかし、「事件編」「解決編」で区切ることのできる漫画・アニメ、謎を解くまでページを止めることのできる小説と違い、「映画」は待つことができないのです!謎をバラまかれても予想なんてしてる暇はないのです!!

 

 そもそも「謎を自力で解く」読者って全体の何%なのでしょう?推理モノを自力で解く面白さを味わえるってかなり高度な能力なのでは?

 

 そんな高度な能力を要求するはずの「推理モノ」においてコナンが現在もチビッ子から往年のファンまで20年以上愛され、血が出たり人が死んでるにもかかわらずファミリー映画扱いされる(チビッコが初めて出会う死はコナンの殺人事件ではないか)のは、コナンの面白さが高度な「推理」ではなく、キャラクターやアクション、ラブコメといった誰でも味わえる面白さにあるということでしょう。

 

 しかし「推理モノ」という作品の根幹から謎解きを排除することはできない・・・そこを完全に割り切って「お前らの見たいモノだけ魅せたるわ!!」と振り切ったのが純黒だったと思います。20作もやってるが故にできる割り切りだったろうなぁ。

 

 挑戦しすぎたゆえの揺り戻しなのかはわかりませんが、去年のめちゃくちゃ濃いお話から一転してテンプレ感の抜けない話だったのがとても残念でした。

 

 

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 しかし紅葉ちゃん、今回だけで手放すには惜しいキャラです。ラブコメ要素の強いキャラながら、事件解決にも絡めそうなキレもの要素が入ってるのがほかのヒロインとの差別化になっていて好きなんですよね。平次と和葉だけのスピンオフに顔を出してほしい。勘違い(?)が解けたあとも平次を諦めてなさそうなのがよかったのでまだイケる。

 

 実際アレは勘違いだったのでしょうか?負かした相手に「今度は強めにとったる」っておかしくないですか?「痛かったか?今度は弱めにとるから」ならまだしも。負かした相手に「自分は手を抜いていた」と追い打ちをかけるシーンになってないでしょうか。そのあたり実は平次の方便だったことになってラブがコメる展開にできそうです。

 

 そういう「平次と和葉のスピンオフ 第0話」としてみるのなら、本作はいい作品だったなあという印象です。単品で終わらすのではなく、是非続編を。

 

 

 来年は安室さんと停電がキーワード?安室さん来年まで続投か・・・。

安室さん絡めるなら黒の組織を絡めなきゃならないだろうし、黒の組織がテロやらかす話なのかなぁ。「停電」ってのがなんかきな臭くて怖いんだよなぁ・・・。