真黒次元

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好きな悪役について〜大総統は"プライド"派〜

マンガ感想 好きなもの

今日のジャンプ+見ました？ジョジョ2部の配信がスタートしたようです。

 

というわけであーん！スト様の話からだ！

 

「好きなキャラは？」と聞かれたら

ネウロ、マユリ様、キング・ブラッドレイ大総統、ムエタイ神アドンと答えることにしているのですが、

この一角に新たな名前が刻まれそうです。

 

今日読了したニンジャスレイヤー【ネオサイタマ・イン・フレイム】に登場する

白銀のトンファー使いゲイトキーパー=サンです。

 

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彼はニンジャスレイヤーの敵対する組織「ソウカイヤ」の幹部「シックス・ゲイツ」の最古参であり、第一線を退いたものの、実質副リーダーとしての地位と実力を備えています。

ジジイです。銀鎧です。トンファーです。ファーー！！渋い！

しかもリボーンのヒバリさんのと違ってなんか鉄骨みたいなトンファー！

youtubeでトンファー動画を見て彼の戦いを想像すると歓喜！トンファーヤッター！！

 

・・・私は彼のカッコよさを、

そのデザインと戦闘スタイルの堅牢さに感じるのですが、それだけではありません。

冒頭で挙げたキャラに通ずるものが彼にもあります。

彼のセリフからそれを見てみましょう。 


『私は確固たる理念の元でシックスゲイツを創設した。シックスゲイツは秩序だ。ニンジャに憑依され、ともすれば無軌道な暴力に駆られてしまう者たちに、目的と秩序を与える。そう、ラオモト=サンという、清濁併せ呑む大樹のごとき器のもとで』

 

 (非ニンジャヘッズ向けに言えば、

「急に力を得てつけあがる暴徒達に主君と力の矛先(目的)を与えた」

      …映画「マッドマックス」のイモータン・ジョーのような感じです)

 

彼が持つ、冒頭のキャラに通ずるもの…

 

それはプライドです。

 

矜持、美学、あるいは理念、その人にとって譲れない何かです。

 

 

ネウロには謎を喰らう捕食者としてのプライドが、

マユリ様には科学者としてのプライドが、

大総統にはホムンクルスとしてのプライドが、

アドン神にはムエタイファイターとしてのプライドがあります。

彼にも譲れない理念があります。 

 

どのキャラも一言で言えば「身勝手」です。たぶん本人達も自覚してます。

敵も多いでしょう。しかし彼らはその理念を貫き通す強さがある。タフなのです。

しかもただマッチョなタフさではない。

プライドを持つキャラは大体がどこか余裕と知性を持っています。

それは揺らがぬ"理"の力あってこそ。

 

プライドとは、理念とは、矜持とは、

体だけではない、知恵も備えた総合的な力からくる、

"自分と理への信頼"という強さなのです。

 

金や地位などに振り回されるサンシタ的な愛されるべき悪も人間的で好きですが、

 私はこの非・人間的な強さが最も好きです。